「日本のラーメンは安すぎるかどうか問題」から経済学を学ぶ #03

久しぶりに継続的に記事をかけている。
結構経済学に興味持ってもらうには良い話だと思うんですよね(笑)
なんとなく多少考えながらもダ~って書いてるだけなので
ある程度分量ができたら、Noteとかに清書してまとめれたら良いな。

3ー1 利益の目標

企業にしろ、お店にしろ、利益についての方針は大きく3つある。

ただし、概ねほとんどの場合最初に述べる1が基本的に目指すところであるのは、想像に難くない。

1、利益が最大になるように努力する、利益があればあるほど良い。

2、利益の目標がある、ある程度限定した利益を目標とする

3、例外的だが、損失を被っても良いとする方針。

前述したように、1 は誰もが当たり前だと思うだろう。

では、2と3はどういったものか?

先に3について述べると、

例えば、店舗の撤退が決定して、在庫処分するお店。

あるいはいわゆる慈善事業のような、金持ちの道楽でやってるサービス、

老夫婦が毎月、毎月赤字だが個人の資産を取り崩しながらでも営業を続けるようなお店だ。長く続けられる方針ではないが、こういった例も時々存在する。

長く続けるほど、赤字が膨らんで損をするわけだが、

損失とは別に営業するメリットがあるからやっている。

例えば、生きがいだったり、倒産の損失を少しでも減らすためだったりなど。

それでは、2はどういったケースか?

1番わかりやすいのは、いわゆる副業ようなケース。

副業する時間が倍になれば、売り上げも倍になるのがわかっていてもできなかったり、副業で毎月100,000円稼げたらそれでいいやと考えているケース。

時間や労働力に制限があって限定的な利益を目標としている。

もちろん、人を使えば売り上げが上がるのがわかっていても

固定で雇うと人件費もかかってしまうし(売れる保証が不安)、

事務的な手続きも増えてしまうし、人間関係も生じてしまう。

副業のようなケースがわかりやすいと書いたが

今の時代、企業や飲食店もこういった方針を視野に入れてみるのも悪くないのではないかと思う。

と言うのも、お店にしても、前述と同じで、たくさん頑張れば売れると分かっていてもその分固定費が上がってしまったりする事はある。

人件費が同じなら(雇う人数が同じなら)、忙しさが倍になってしまう。

#2で市場価格の話を書いたが、あえて市場価格より高く設定することで、お客さんの数を減らすような事が必要な時もあるのかもしれない。

ちなみに、市場価格より高く設定しつつも客数を増やす戦略と言うのももちろんある。ブランド力だったり、付加価値をつけたりすることなどだ。

これについては、別途記述しようと思う。

ちなみに、一般的なラーメン屋さんは、もちろん1の利益方針であるとは思う。

特に、企業がやってるラーメン屋さん、チェーン店フランチャイズ店など。

あと新しくできる若い店主のラーメン屋さんなど。

個人的には、昔ながらのラーメン屋さんのようなお店は、利益方針に近いのではないかと思う。あるいは2と3の間ぐらいかもしれない。

ただ、一般にラーメン屋さんって言うハコの大きさが決まっているから

1店舗で青天井に売り上げや利益を伸ばせるとは考えていないだろう。

→利益はどうするのか?

→競争、ラーメン屋さんは、ラーメンで競争していない!?

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